パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「みんなでいっしょに梅干しづくり♪」を開催しました

6月12日、ジョイファーム小田原にて「みんなでいっしょに梅干しづくり♪」(オンライン)を開催しました。2017年からスタートした、梅の収穫時期に合わせて産地で開催するこのイベントは、組合員に人気の恒例イベントです。
今回は、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置延長と、小田原市がまん延防止等重点措置を実施すべき区域の対象となったことを受け現地開催を中止し、急きょオンライン(Zoomを使用)での開催となりました。

梅林の様子を実況中継で!

参加者は3家族5名。事前に「梅干しづくりキット」(十郎梅(じゅうろううめ)、塩、チャック付きの袋、へたとり用のようじ、試食用の梅干し)を送付し、自宅で梅干しづくりができるよう準備をすすめました。当日は、下曽我にあるジョイファーム小田原2階の事務所を活用させていただき、10:30からスタート。 冒頭では、参加者のみなさんに現地の雰囲気を少しでも感じていただけけるようにと、十郎梅に扮した職員が梅林から梅の様子を実況中継するオンラインならではのお楽しみも設けました。

濃い緑の葉に囲まれ、ほんのり色づく梅たち

「みなさん準備はいいですか? 」まずは材料の確認から

十郎梅に扮した職員が梅林から実況中継

初心者でも簡単!「袋漬け」

講師は、生産者の鳥居啓宣さんとジョイファーム小田原事務局の大須真希さんのおふたり。初心者でも挑戦しやすい、チャック付きの袋でつくる「袋漬け」を教えていただきました。 まずは、梅を流水で洗います。その後、へたの部分を竹串などの先のとがったもので取り除きます。Zoomの画面越しに参加者の進捗状況を見ながら作業をゆっくりすすめていただき、作り方のポイントや豆知識は、大須さんが鳥居さんに質問し、それに答えるQ&A方式でわかりやすく説明いただきました。お子さんが「梅はいいにおいがしますが、そのまま食べてもおいしいですか?」「梅干しはいつまで食べられますか?」など、積極的に質問をする姿も。

へたの部分をていねいに取り除きます

みなさん!進み具合はいかがですか?

水けをしっかり拭き取り、チャック付きの袋に塩と梅を入れて、空気を抜いてから密閉します。このあと1カ月ほどたった土用(7月下旬~8月上旬)のころ、日当たりが良く風通しのよい場所に梅を干す作業を経て、ひと冬越した2月ごろに食べごろを迎えます。

みなさんのでき栄えを拝見

現地開催がままならない期間が続いていますが、オンラインならではの可能性を模索しつつ、今後も組合員と生産者のみなさんが同じ時間を楽しめるよう工夫していきたいと思います。現地開催を楽しみにされていた組合員のみなさん、ジョイファーム小田原の方々、来年は現地でお会いしましょう!