パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 食と農 産地交流

「パルゆめつなごう展」(2019年商品展示会)を開催しました

11月16日、パシフィコ横浜(横浜市西区)にて、「つくり手の想いを あなたへ 未来へ」をテーマに、商品展示会「パルゆめつなごう展」を開催。毎年恒例のこのイベントに今年は約2,300名の方が来場されました。

パルゆめつなごう展で「SDGs」

パルシステムの取り組みと重なる部分が多い「SDGs(持続可能な開発目標)」。今年は、来場者のみなさんに「SDGs」をさらに身近に感じていただくために、随所に、持続可能な社会をつくることをめざした17の目標を掲示しました。また、各メーカーや生産者のブースに、17の目標のうち「取り組んでいる」「めざしている」など関連する目標のポスターを掲示し、来場者のみなさんに伝えました。ほかに、「SDGs」クイズラリーの実施や、「私たちのSDGs宣言」のブースを設け、2030年に向けて自分や家族のために、地域のために、地球のために一人ひとりができることを紙に書き「宣言」していただきました。

ブースごとに17の目標のひとつを大きく掲示しました

おとなも子どももみんなでSDGs宣言!

「つくり手の想い」が詰まった商品が勢ぞろい

今年もカタログでおなじみのメーカーや生産者が大集合。場内では、商品の試食や展示をとおして、つくり手の想いを来場者の方々に伝えている様子が各ブースで見受けられました。

今回は「エコエリア」を設け、一部の食品メーカーにはこちらに集結していただきました。このエリアでは、リユースのお皿と、廃棄されるホタテの貝殻を使用して作られた「ホタテ割り箸」を試食用にお渡しし、ゴミの削減に協力していただきました。

生産者と楽しく交流

エコエリア内は立食ブッフェのよう

体験型ブースで、子どもたちも大満足!

再生可能エネルギーの普及をめざす「パルシステムでんき」のブースでは、自転車を使った発電体験を行いました。ほかにも、当組合の福祉事業「ぬくもり」による高齢者体験、動物のいのちを健康的に育む取り組みについて紹介する「アニマルウェルフェア」ブースでの、豚舎の居心地疑似体験など、お子さんたちはふだん体験できないことを興味津々に挑戦していました。

また、「SDGs」のはじめの一歩が学べるクイズラリー、『冷凍たい焼き』からNon-GMO(非遺伝子組換え)を学ぶクイズ、3R(リユース・リデュース・リサイクル)ゲームなどでは、身近な生活課題について楽しく、わかりやすく親しんでもらいました。

高齢の方の気持ちに近づけたかな?

手際よく分別できました!

来場者からの想いもたくさん

「(公社)フードバンクかながわ」のブースでは「フードドライブ」で常温保存できる食料品などを、その隣の「(一財)神奈川ゆめ社会福祉財団」のブースでは、奨学生へ「負けないで!」「応援している人はたくさんいるよ!」といった応援メッセージ136筆と未使用のノートを、来場者の方々が寄せてくださいました。

核兵器のない世界に向けて取り組みをすすめている「ヒバクシャ国際署名」も場内で呼びかけ、109筆の署名をお預かりしました。

カラフルなデザインが目を引く「ホムトンバナナ号」には、バナナの生産者への感謝や応援のメッセージがたくさん貼られていました。

想いを寄せてくださったみなさんの気持ちが届きますように。

寄贈されたお米の小分け作業中

「おいしい」「がんばって」などの声がたくさん

場内にてお披露目!「こんせんくんフォトモザイクアート」

ご投稿、ありがとうございました

環境キャンペーン2019にて、エコな行動の写真の投稿を呼び掛けた「エコを集めて写真展」。組合員のみなさんから寄せられた771点の写真で、こんせんくんのモザイクアートを作りました。ご自身の投稿写真は見つかりましたか?

今年のパルゆめつなごう展も大盛況のうちに幕を閉じました。お互いの顔を見ながらつくり手の想いや商品へのこだわりを伝え合い、さまざまな交流のなか当組合が取り組む事業と活動についてもお伝えしました。
ご協力いただいた団体のみなさま、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。