特定非営利活動法人メダカのお弁当
当組合では、市民活動応援プログラムの支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、各団体を訪問しています。
特定非営利活動法人メダカのお弁当
食事支援に加え、2024年1月から「無料学習支援 メダカの学校」をスタート。
対象は小学生~中学生(有料塾に通っていないことが条件)で、第1・第3月曜日に開校。
時間帯は夕方~18:00頃までの2時間授業(始めの1時間集中学習)で、基本5教科の学習支援を行っています。
恩師より教わった、誰かから受け取った善意を次の誰かに手渡す「恩送り」の精神を大切にしています。
所在地:相模原市全区、伊勢原市八幡台
ホームページ:メダカのお弁当 https://medakabento.com/
メダカの学校 https://medaka-no-gakko.org/
【訪問】
2025年9月に開校した第7相原教室を訪問しました。3人の生徒に対し、鈴木様ご夫婦とボランティア1名が勉強を教えていました。ボランティアは基本マンツーマンで、鈴木さんご夫婦が全体的なサポートを行っています。質問しやすいアットホームな雰囲気ながら、生徒は集中して勉強に臨んでいました。
【支援金、賛助金活用状況】
第9教室「おうち教室」の運営費や教材費に活用されていることを確認しました。
「おうち教室」では外出や通室が困難な子どもに向け、社会とのつながりから切り離されないよう支援をしています。教材や応援メッセージ、文具・生活物資などを定期便としてお届け(年8回)。教材郵送・訪問支援・オンライン学習を組み合わせた、新しいアウトリーチ型の学習支援が「メダカの学校」の強みです。
現在「おうち教室」の生徒は10名で、そのうち3世帯に食材提供も行っています。兄弟のことも考えて数を調整したり、春休みの定期便は通常より特別にしたり、子どもたちへの気配りもしっかりされていました。
【訪問時にうかがった現状や課題など】
<現状について>
一番生徒数が多い第2教室「伊勢原八幡台教室」を合わせた生徒の数は100人を超えています。授業時刻が早いこともあり、中学生は2割で、小学生(教材の都合上3年生以上)の方が多く通っています。
ボランティアの年齢は大学生~80代まで幅広く、シニア世代からは子どもたちとの交流が生きがいになっているという感想があるとのこと。代表の鈴木様ご夫婦が必ず各教室にいるため、何かあってもすぐに対応できるようになっています。
好きな先生に会えることを楽しみに通っている生徒も多いとのことです。
「メダカのお弁当」事業の方での365日の食事支援は一旦終了し、ビーバーリンクに合わせて月初めの1週間(木~水)と他の子ども食堂の開催がない日、緊急時のみ(インフルエンザへの罹患など)の対応としています。年間を通して長期休暇、特に年末年始の注文が多いそうです。
<課題>
・フードボックス設置数の拡大(現在7箇所、15箇所目標)特に緑区の奥地、青根への設置を希望しています。
・18歳以上の支援制度が整っていないため、フォローできるような仕組みを考えています。
・資材費の高騰や備蓄米停止の問題があります。
<今後の展望>
将来的に高齢者(またはそれ以外も)の学びなおし教室・平日昼間のフリースクールを収益事業として立ち上げたいとの夢をもっています。
【パルシステム神奈川への期待】
職員に対しての印象が良く、おおむね満足しています。
実績に応じて2回以上申請できることが可能であれば検討お願いします。同時に回数制限があるからこそ、支援金に頼らない自立を促すしくみができているとも考えています。
お弁当にはビーバーリンクより提供された新鮮な野菜を使用することもあり、パルシステム神奈川とのつながりに感謝しています。

「おうち教室」の定期便

教室の様子

