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産直大豆無調整豆乳(AB)

「あ、飲みやすい!」。さらりといただける豆乳を、パルシステムの産直大豆で作りました

  最近ではさまざまな種類を見かける「豆乳」。一見「何 が違うの?」と迷ってしまいますが、大豆固形分の分量や果汁を加えているかなどによって、 3種類に分類(*)されています。「産直大豆無調整豆乳」は、大 豆だけを原料とした本格派豆乳。なのに、大豆本来のコクを残しながらも、さらりとした口あたりを実現し、いままで豆乳は 苦手、と敬遠していた組合員からも支持を集めています。 (*)違いについては下段を参照してください。

『産直大豆無調整豆乳(AB)』について詳しく知ろう!

【今回お話をうかがった方】
パルシステム連合会 ドライ食品課 石川亮子職員

産直大豆で加工品をつくろう

最近ではさまざまな種類を見かける「豆乳」。一見「何 が違うの?」と迷ってしまいますが、大豆固形分の分量や果汁を加えているかなどによって、 3種類に分類(*)されています。「産直大豆無調整豆乳」は、大豆だけを原料とした本格派豆乳。なのに、大豆本来のコクを残しながらも、さらりとした口あたりを実現し、いままで豆乳は苦手、と敬遠していた組合員からも支持を集めています。

(*)違いについては下記「豆乳の豆知識」を参照してください

大豆の持ち味を生かした豆乳作り

(株)ふくれんは豆乳製造に技術的な実績があり、パルシステムのPB商品(※)『ストレート果汁八女のみかん』なども手がける組合員にはおなじみのメーカーです。 今回、再び協力を打診したのも、「生協というものを理解してくれているから」と石川副主任。生協は組合員にとって良いものを作り 続けることが求められますが、その姿勢が求められるのはメーカーも同じです。ことに今回のように パルシステムのPB商品の場合、「パルシステムの考え方を理解し共有してくれていること」(石川副主任)が、協同で仕事を進めるうえ で大切な要素になるのです。

 こうしてJAおとふけから大豆を引き受けたふくれんでは、豆特有の青臭さを取り除くとともに、 ユキホマレの持ち味である「甘み」 を引き出すことにこだわりました。それを実現する手法が「大豆の皮を一部残すこと」でした。

 「豆乳は、大豆を煮てすりつぶし、そこからおからを取り除いたものです。効率よくおからを取り除く ためには、大豆の皮は初めから剥離しておくことが一般的です。 でも、私たちは皮をすべては取り除かずに、一部を残しています。そ うすることで、ユキホマレ本来の風味を適度に残し、そのまま飲んでもおいしく、料理に使用しても 豆乳特有の味わいが感じられる製品をめざしたのです」((株)ふくれん商品開発課)

※PB商品…パルシステムの独自開発商品

支持を得たさらりとした味わい

 こうしてでき上がった試作品。「あっさりしてさらさら飲めて、『こんせん72牛乳』の豆乳版みたい!」。 それが、石川副主任のファーストインプレッションだったといいます。確かにのどごしは軽やかなのに、あと味に大豆の甘みとコクが 残るバランスの良さは、牛乳にたとえれば『こんせん72牛乳』に通じるものがありそうです。

2011年1月の供給スタートに先だち、「産直大豆無調整豆乳」は、前年12月にインターネット限定商品として先行販売されました。

 「すっきりとした味わいに、ほんのりとした自然の甘みがあっておいしかったです」といった、飲みやすさやおいしさを支持する声。「ホットケーキに牛乳の代わりに使いました」「和風クリームシチューにぴったり」といった、手作りの素材として利用する様子な ど、アンケートでは多くの好評の声が寄せられました。

 「“産直大豆無調整豆乳”は、幸いにも出だしからよい評判をいただき、その後も安定した支持を保っています。豆乳は濃いほうが 本物らしくていいという声ばかりでなく、さらりとした飲み口の豆乳も求められていたということ。組合員さんからは逆にそれを気付 かされた感じですね」と石川副主任。「せっかくの産直でユキホマレという良い大豆があるのだから、その良さを一番引き出した、ベス トなものを作りたい」(石川副主任)。その思いが、 組合員からの大きな支持となって実を結んだといえるでしょう。

産直がつなぐ作る人と食べる人の思い

 商品化後、産地を訪れた石川副主任は、生産者から「自分たちが育てた大豆が、確かに組合員に届 いている」ことに、喜びの声をかけられたと言います。

 「多くの場合、生産者は栽培して出荷したらそれっきり。その先がどうなるかはわかりません。でも今回は、ユキホマレを栽培して 出荷したら“産直大豆無調整豆乳”という製品になって自分たちの手元に返ってきた。しかもその製品が利用者に確かに届いて喜ばれて いることまでわかるんです」(石川副主任)。だからこそ、「この商品で伝えたいことはいろいろありま すが、一番中心にあるのは、『産直』ということだと思っています」。石川副主任はそう言い切ります。

 組合員からは「コクがあっておいしく、国産大豆なので安心して飲めます」といった声も寄せられ、産地や生産者の顔が見える、産直 原料を使用した商品ならではの信頼感が伝わってきます。

 ほんのり甘く、どちらかといえば淡泊な「産直大豆無調整豆乳」。そこには、産直がつなぐ多くの人の思いがたっぷりと詰まっています。

豆乳の豆知識

豆乳にはどんな種類があるの?

「豆乳」、「調整豆乳」、「豆乳飲料」の3つに分類、表示することが定められています。違いはそれぞれ 「大豆固形分8%以上」、「同6%以上」、「果汁入りの場合は同2%以上、その他は同4%以上」です。

豆乳にはどんな栄養があるの?

原料の大豆は植物性たんぱく質。動物性たんぱく質にかたよりがちな食生活のバランスを整えてくれると言われています。「産直 大豆無調整豆乳」が大豆固形分9%以上なのは、飲料として飲みやすいだ けでなく、料理用にも使いやすいから。ぜひ気軽にご利用ください!

作ってみよう! 豆乳鍋

肉も野菜も具材はなんでもOKです。 だし汁800mlに対して豆乳300ml〜好みで。
※豆乳はあまり煮立てると 分離するので、肉に火をとおしてから入れるのがコツ

包材のひと工夫

地色は豆乳の色をイメージしたベージュ。

音更(おとふけ)町は、開拓された当時から、豆類の生産が盛んな産地。ほかの作物との「輪作」で土のバランスを保ち、「十勝晴れ」 といわれる太陽の恵みの下で、良質な大豆を生産しています。 「ユキホマレ」についてはこちら 煮豆やみそ作り、納豆にも適した品種です!

生産者にも飲んでもらいました!

(JAおとふけ生産者 大場隆明さん、 英利子さん)

大豆特有の香りと甘みがあって、後味すっきり。 飲みやすいね! 苦労して栽培した 大豆をこんな風に加工してもらえる ととてもうれしいし、生産意欲も高 まるよ。十勝音更(おとふけ) 町の四季で育った大豆を 使用したこの豆乳、ぜひ 飲んでみてください。

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原料大豆は、100%北海道・おとふけ産のユキホマレ

『産直大豆無調整豆乳(AB)』

※本ページの内容は2012年1月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

※本ページの内容は2012年1月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。