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長引くコロナ禍、増え続ける困窮者へ食料支援を ー「フードバンクかながわ」へ緊急支援実施

生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区新横浜 理事長:藤田順子)は、長引くコロナ禍で支援物資がひっ迫する(公社)フードバンクかながわより食料品の支援要請を受け、3月4日と18日の2回にわけ、お米6トンおよびレトルト食品5,010袋、缶詰5,400個を寄付しました。

フードバンクかながわでの食料引渡しの様子
フードバンクかながわ 代表理事 吉坂義正氏(右)
パルシステム神奈川 理事長 藤田順子(左)

■寄付品■
『エコ・岩手ひとめぼれ 5㎏』  1,200点 6トン
『徳用子ども用カレー屋さんレトルト 140g×5』
         1,002点 701.4㎏ 5,010袋
『ツナフレーク缶ノンオイル 70g×3』×15
             120セット 5,400缶

増える一方の食料支援-フードバンクかながわの現状

新型コロナウイルスの収束が見えないなか、困窮状態に追い詰められる人たちがますます増えています。
今年度、フードバンクかながわに登録している支援物資を必要とする団体数は、昨年度よりも多い281団体に(2022年3月18日時点)。
それに伴い、食品の寄付を受けた量よりも団体への提供量の方が多くなり、不足分は寄付金で購入し提供しているのが現状です。

公益社団法人フードバンクかながわ

2018年3月に設立。企業や公共団体から寄贈される食品や防災備蓄品など、大量の支援食品の一時的な受け皿となり一時保管と仕分け、賞味期限管理や記録作成など物流管理を担うほか、市民からのフードドライブの集約も行います。寄贈品は、281の団体・行政(登録ベース)へ分配されます。2021年度は寄贈食品268.7トン、提供食品は258.6トン(2022年3月18日時点)。当組合を含む神奈川県内の協同組合・非営利団体から、職員・施設・資金等の提供を受けて運営されています。所在地は、横浜市金沢区。

パルシステム神奈川-2021年度の食料支援の取り組み

おもな取り組み

  • 2021年8月、9月、合計6トンのお米をフードバンクかながわへ寄付。
  • 2021年8月、2022年2月、全組合員を対象に配送便にて回収するフードドライブの実施。
  • 2022年1月、「お米でつながるみらいアクション」の取り組みを開始。組合員が購入するお米(指定産地に限定)の1%程度の量をフードバンクかながわへ寄付すると同時に、神奈川にくらす者同士の助け合いに繋げることもめざす。

そのほか、2021年6月、当組合の役職員や協力会社社員によるフードドライブの実施、県内12の配送センターと新横浜事業所、商品の受け取りステーション(ステーションパル)4カ所にフードドライブ品の回収ボックスを設置。