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2018年度「子どもの甲状腺エコー検診」を実施しました

当組合では、放射線の影響を心配する声にこたえ、2014年度から「子どもの甲状腺エコー検診」を行っています。

2018年度は、10月~2019年2月で計6日間、3会場にて実施し、ボランティアで協力いただいた5名の医師と14名の組合員の協力もあり、計185名の子どもたちの検診を終えることができました。

東日本大震災、および原発事故から8年が経過しますが、福島県での健康調査では、昨年までにおよそ190名の子どもの甲状腺がんが見つかっています(2017年6月:福島県民調査報告書)。

甲状腺検診の様子

また事故直後2回にわたり、関東圏において放射性プルーム(微細な放射性物質が、大気に乗って煙のように流れていく現象)が通過したとの報告もあり、神奈川県内でも、被ばくの可能性を心配する声が寄せられました。 「(神奈川は大丈夫といわれても)とにかく検査をしてみないことには安心できない」という保護者の声にこたえるため、当組合では2014年度から「子どもの甲状腺エコー検診」を開始し、毎年400名ほどの子どもたちが受診してきました。

今年度は、2018年10月13・14日、12月8・9日、2019年2月2・3日の計6日間、新横浜本部、横浜南センター、大和センターの3会場にて、子どもの甲状腺エコー検診を実施しました。 ボランティアで協力いただいた5名の医師と14名の組合員ボランティアの協力もあり、6日間で 合わせて185名の子どもたちの検診を終えることができました。