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「神奈川ゆめ社会福祉財団公益移行記念講演会」が開催されました

高校生をサポートし、奨学金給付を行うために2018年1月、パルシステム神奈川が立ち上げた「一般財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」は、2023年4月に「公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」(以下、(公財)神奈川ゆめ社会福祉財団)に移行しました。

それを記念して6月5日、波止場会館(横浜市中区)にて(公財)神奈川ゆめ社会福祉財団主催の「神奈川ゆめ社会福祉財団公益移行記念講演会」が開催され、90名が参加しました。

子どもの貧困 現状と私たちにできること

記念講演では、東京都立大学教授で子ども・若者貧困研究センター長の阿部 彩(あべ あや)氏より、「子どもの貧困 現状と対策について」と題した講演がされました。

阿部氏は、「近年、さまざまな場面で「貧困」や「格差」という言葉が使われるようになりましたが、「貧困」と「格差」は異なります。「貧困」は「低所得」と同意ではなく、「低所得」などの貧困指標は貧困を測定するためのツールのひとつ。経済的困難から波及してさまざまな困難が発生するのです。長い間、そのような困難な状況が続くと、社会的排除につながっていきます」と語りました。

また、「貧困」とはどういったことなのか、どのような子どもが貧困なのかをさまざまなデータから読み解き、これからの子どもの貧困政策に求められること、政府による貧困対策の達成と期待についてお話しされました。

記念講演講師の阿部 彩氏

会場には関心のある方が多数来場されました

最後に、「子どもがすこやかに生まれ、育成されるには、気楽に楽しく子育てできるような社会をつくっていく必要があります。そのためには社会が変わっていかなければなりません。社会を変えるにはもっと大きな力が必要であり、私たち一人ひとりが貧困問題に関心をもち、自分と違った他者を受け入れ、知識を広めていくことが大切です。神奈川ゆめ社会福祉財団のような団体が、社会に伝え、取り組みを普及していくことを期待します」と、市民として私たちにできること、(公財)神奈川ゆめ社会福祉財団への期待が語られました。

神奈川ゆめ社会福祉財団 6年間のあゆみ

同法人事務局長からの活動報告では、生まれた環境に左右されず、誰もが希望がもてる社会をつくりたいとの思いで実践してきたこと、高校生対象の奨学金の制度設計からつねに子どもたち本位で考え対応してきたことなどの熱い想いと、奨学生等支援事業での学習支援やノートパソコンの提供などの取り組みが語られました。

財団への協力に対し感謝状を贈呈(右より城南信用金庫、公益財団法人よこはまユース、株式会社神奈川新聞社)

(公財)神奈川ゆめ社会福祉財団の余事務局長

神奈川ゆめ社会福祉財団のおもな実績

支援の状況(2022年4月1日~2023年3月31日)
【賛助会員】
・個人賛助会員(1口1,000円)17名 70口
・団体賛助会員(1口1,000円)13団体 880口
【一般寄付金】
56件 1,478,543円
【指定寄付金(奨学金給付事業目的指定寄付)】
16,331,400円
神奈川ゆめ奨学金サポーター登録数 3,880人

(公財)神奈川ゆめ社会福祉財団のホームページはこちらから