社会的な課題や身近なくらしの課題解決に向けて、〔食と農、くらし・福祉、環境、平和〕のテーマに沿って事業活動や組合員、諸団体と連携して取り組みます。

平和・国際活動

2018年度〔平和・国際活動テーマ〕平和を継承し、ともに生きる社会をめざす。

「ヒバクシャ国際署名」の取り組み

「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に 何としても核兵器のない世界を実現したい」との思いから、平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者が、国際署名の呼びかけを行っています。当組合も賛同し、その推進のために神奈川県原爆被災者の会のみなさんと生協とで「ヒバクシャ国際署名生協推進委員会」をつくり、連携してすすめています。国内外の世界のすべての人が核兵器廃絶を求めることで、核兵器の廃絶を実現することを目的とし、核兵器禁止条約が議論されている国連総会に2020年まで毎年届けます。


ヒバクシャ国際署名 2018年スタート集会(2018年4月25日開催)
新横浜駅前でヒバクシャ国際署名を実施(2018年7月6日開催)
ヒバクシャ国際署名2018年まとめと交流会(2018年10月15日開催)

新横浜駅前の通路で署名を行いました

2018年ピースリレー(平和行進)

核兵器の廃絶、戦争のない平和な世界を呼びかけ、被爆地広島まで各地をリレーでつないで歩くピースリレー(平和行進)。2018年5月7日から5月19日までの13日間、神奈川県内でピースリレーが行われました。

大通り公園コースで組合員との記念写真

「標的の島」風(かじ)かたか上映&沖縄レポート

2018年5月12日、横浜市技能文化会館にて「沖縄スタディツアー(2018年3月28日~30日)報告会」と「『標的の島 風かたか』映画上映会」を開催し、126名が参加しました。第Ⅱ部の「沖縄でいま、何がおこっているか」琉球新報経済部 島洋子記者の講演会には、95名の参加者が現場の記者の話に耳を傾けていました。

上映会の様子

身近な憲法カフェ

2018年6月29日、横浜中センターにて、「しるしる憲法」を講師に招いて「身近な憲法カフェ」企画を開催しました。組合員・理事合わせて9名が参加しました。「憲法占い」ワークショップを通じ、企画タイトル通り憲法が身近になったのを感じられました。

My憲法Book作成

憲法学習会『檻の中のライオン』講演会

2018年7月2日、新横浜ミネタビル会議室にて「憲法学習会『檻の中のライオン』講演会」を開催しました。数多くの講演会を通じて憲法の大切さを訴えている楾大樹弁護士を迎え、「檻=憲法」「ライオン=国家権力」にたとえる独自の手法で、平明でありながらも本質的なお話をうかがいました。

檻の中のライオン講演会の様子

登戸研究所資料館見学会~知っていた? こんなこと~

2018年7月21日、明治大学生田キャンパス(川崎市多摩区)内にある「明治大学平和教育登戸研究所資料館」の見学会を開催し、組合員、役職員など36名が参加しました。登戸研究所(正式名称:第九陸軍技術研究所)とは、アジア太平洋戦争前に旧日本陸軍によって「秘密戦」(防諜・諜報・謀略・宣伝)のためのさまざまな兵器を研究開発するために開設された研究所です。決して外部にその研究・開発内容を知られてはならなかったため、正式名称ではなく「登戸研究所」と呼ばれていました。

「明治大学平和教育登戸研究所資料館」の外観

ヒロシマ子ども平和スタディツアー

2018年8月4日〜6日、神奈川県内の生協と協力して平和の大切さについて考える「ヒロシマ子ども平和スタディツアー」が開催され、神奈川県内の小学生31名、中高生8名、大学生ボランティア6名、スタッフ16名総勢61名が参加しました。神奈川県の子どもたちが平和の大切さについて考えるために、毎年開催されている「ヒロシマ子ども平和スタディツアー」。次世代に戦争の残酷さ、平和の尊さを伝える取り組みとして、当組合も毎年参加し、小学生から大学生までの子どもたちを派遣しています。

原爆ドームの説明をする学生ボランティア(左)の話に聞き入る子どもたち

「『ガラスのうさぎ』上映会&空襲のお話」~夏休み親子平和企画~

2018年8月18日、「『ガラスのうさぎ』上映会&空襲のお話」~夏休み親子平和企画~を開催し、組合員14名(うち小学生2名)、理事・職員3名が参加しました。戦争の悲惨さをみて、聞いて、考える機会となりました。

『ガラスのうさぎ』上映会の様子

2018原爆と人間展

2018年8月24日〜27日、神奈川県原爆被災者の会と県内生協が連携して取り組む「2018原爆と人間展」が横浜駅東口横浜そごう前「新都市プラザ」にて開催され、およそ1万500人が来場しました。「原爆と人間展」は、若い世代の人に被爆の実態を伝え、核兵器廃絶・被爆者援護の輪を広げたいという気持ちから、神奈川県原爆被災者の会、神奈川県建設労働組合連合会、原水爆禁止神奈川県協議会と県下7生協とが実行委員会を作り、多くのみなさんの協力のもと、毎年開催しています。

原爆被災者による証言

児童労働と闘う ネパール指定募金(ユニセフ指定募金)のご報告

ネパールでは子どもの3人にひとりが“児童労働”に従事しています。 そして5人に4人の子どもたちは暴力的なしつけを受けています。この状況は地域社会への啓蒙と具体的支援の継続で変えられます。パルシステム神奈川ゆめコープでは、当組合の「平和活動の基本的な考え方」のもと、神奈川県ユニセフ協会と協力して2014年度から5年間 「児童労働と闘う ネパール指定募金」に取り組んできました。取り組みの最終年となる2018年度は7月~8月に募金の呼びかけを行い、92万5400円の募金をお預かりしました。

みなさまのご理解、ご協力、ありがとうございました

平和・国際フェスタ「ハートカフェ2018❤冬」

2019年12月16日、新横浜本部にて平和・国際フェスタ「ハートカフェ2018❤冬」を開催し、66名を超える来場者でにぎわいました。 当組合では、地域で平和・国際活動について考える場を提供し、交流するために、平和・国際フェスタ「ハートカフェ」を、各地域のみなさんの協力を得ながら開催しています。平和の大切さや世界のさまざまな国のことを学び、感じとれる機会となっています。

ワークショップでバングラデシュカレーづくり

「沖縄戦跡・基地めぐり」スタディツアー

2019年3月27日~29日の3日間、「沖縄を知ろう、そして平和を考つなげよう」をテーマに、第36回 「沖縄戦跡・基地めぐり」スタディツアー(主催:日本生協連合会、沖縄県生協連合会)が開催され、全国から33生協、合計220名が参加しました。当組合からは、11名の組合員と職員が参加しました。

「ひめゆりの塔」の前で説明を聞きました