パルシステムの商品図鑑:箱なしティシュペーパー

パルシステム商品には、商品カタログの中だけでは語り尽くせない、組合員や生産者の思い、開発に携わったメーカーの開発秘話などがあります。『商品図鑑』 ではそのような思いや、こだわり、商品の歴史に光を当てていきます。ひとつの商品から、パルシステムの全体像が見えてきますよ!

おすすめ商品『箱なしティシュペーパー』

1袋200組6個パックで長もち! 買い物の手間が省けるのも人気の理由です

『箱なしティシュペーパー』について詳しく知ろう!

【今回お話をうかがった方】(2019年6月時点)
JPホームサプライ株式会社 大久保 淳さん
パルシステム連合会 商品開発本部 大工原 達也職員

良質なパルプの紙パックをリサイクルしよう!

◆本品は再生紙のティシュペーパーをフィルム包装し、環境負荷の低減をめざしたパルシステムのオリジナル商品 です。開発の背景は

大工原 今でこそ飲料の紙パックの回収は当たり前になりましたが、その始まりは約30年前に生協の組合員が牛乳パックの回収を呼びかけたことだったといわれています。牛乳パックをはじめとした紙パックは、繊維が長くてやわらかい良質なパルプから作られています。それを一度の使用で終わらせずにリサイクルしようという声は多くの人の共感を呼び、紙パックの回収と再生紙の開発は両輪となって社会に広がっていったのです。その後、貴重な森林資源を守るためにパルシステムではさらに一歩踏み込み、紙箱を用いない本品を発売しました。

使用後の水は工場敷地内で完全浄化しています

◆どのようにリサイクルされますか

大久保 回収した紙パックは、まずは各配送センターからパルシステムの杉戸リサイクルセンター(埼玉県)に集めら れ、それから静岡県富士市にある製紙工場に送られます。現在、国内の製紙の多くは富士山周辺地域で行われていますが、それは自然資源である地下水をたっぷりと利用できるから。本品は原料の50パーセントに紙パックを用い、残りの半分に国内で回収したオフィス用紙などの古紙を使用しています。その印刷インクや繊維に入り込んだ細かい汚れをきれいで豊富な地下水で洗い流し、再生紙を作っているのです。

再生紙でも白くてやわらか 利便性の高さでも人気

◆本品のティシュペーパーの特徴は

大久保 再生紙というと肌ざわりが悪いなどの印象があるかもしれません。製紙会社ではそんなイメージを払拭するために技術革新をすすめてきました。本品の製紙工場では『こんせん72牛乳』や『キャロっとさん』などのパックをどろどろに溶解するのと同時に、印刷インクや内側のフィルム、アルミなどを除去。さらに徹底的に洗浄することで不純物が混ざらない白い紙を作り出しています。また、紙を厚くすると強度が上がり破れにくくなりますが、反面固く感じるようになります。そこで肌ざわりがやわらかくなるように紙の厚さを調整し、適度な強度を保つために2枚重ねにしています。

最先端の技術で製品化しています

◆組合員の支持が高い商品です

大久保 白さや、やわらかさなど品質のよさに対する信頼とともに、回収した紙パックを原料にしていることにも共感が集まっています。さらに本品の長所は利便性が高いこと。紙箱をリサイクルするための手間が不要なうえ、1袋200組6個パックの規格なので、1回購入すると長もちし、交換や買い足しの手間を大きく軽減できると好評です。

回収はパルシステムへ 必ず製品に再生されます

◆組合員にできることは

大工原 紙パックの回収は自治体や店頭でも行っているため、どこで回収に出しても同じだろうと思われている方もいるかもしれません。でも、自治体などが回収した紙パックがその後どこにいくか、想像したことはありますか? 近年では中国を中心とした海外でも古紙が原料としてさかんに使われるようになり、日本の紙パックなどが海外へ流出し国内の再生紙原料が激減しているんです。
一方、パルシステムが回収した紙パック類は絶対にパルシステムの製品として再生されます。本品は貴重な森林資源をごみにしない、もったいないの心を大切にし、一人ひとりが環境を守ろうというパルシステムと組合員の思いから生まれた製品です。その思いが無駄にならないように、紙パックの使用後はぜひパルシステムに戻してください。そしてこのリサイクルの環を、これからもみんなでつないでいきましょう。

紙パック(牛乳パック、ヨーグルトカップ、ABパック)はパルシステムへ戻しましょう!

『箱なしティシュペーパー』ができるまで

[商品ができるまで]

1

選別・圧縮

各センターから杉戸リサイクルセンターへ集約。異物除去後、圧縮して固まりにする。

輸送しやすいようにぎゅっと固めます

2

製紙工場で溶解

ドロドロに溶かし繊維を取り出す(再生パルプ化)。同時に印刷インク、内側のフィルム、アルミなどを分離し(※)、再生パルプから不純物を除去する。
※除去後、すべての原料は燃料などに再利用されごみは出ません。

3

抄紙(しょうし)→製品化

ほかの古紙原料を配合して紙をすき、本品用の原紙を作る。規格に合わせて製品化する。

ビッグロールから製品化します

組合員から「ここがおすすめ!」

  • 使用後のごみが少ないのがお気に入りです。
  • 市販のザラザラしたティシュに比べてやわらかく気持ちがいいです。
  • 市販品には150組ティシュもあるなか、200組はかなりお得。買い物の手間が省けます。
  • シンプルなパッケージにたくさん入っていて、少し厚手なところも気に入っています。

パルシステム神奈川ゆめコープ おすすめ商品

環境負荷を低減した簡易包装の再生紙ティシュ
『箱なしティシュペーパー』 200w × 6
※本ページの内容は2019年6月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。