パルシステム神奈川ゆめコープ

消費者庁の「食品表示基準(案)」へパブリックコメントを提出しました

 

パルシステム神奈川ゆめコープは、消費者庁の「食品表示基準(案)」について、以下のとおり、パブリックコメントを提出しました。
■消費者庁「食品表示基準(案)」(PDF) 「食品表示基準(案)の概要」(PDF)


消費者庁食品表示企画課御中
2014年8月8日
生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ
理事長 吉中由紀
食品表示基準(案)についての意見

第二条 

・加工食品と生鮮食品の区分の統一

これまで、食品衛生法では表示対処外となっていた、異種混合の食品のうち、刺身盛り合わせ等単に組合わせたり、盛り合わせただけのものの表示については、現段階でも調査会において更なる検討が必要との取りまとめが出されていますが、消費者にとっては非常に分かりづらい。 素材そのものではなく、加工(切断・パック詰め)した場合は、単品であっても加工食品との分類にしていただきたい。品質の管理に対するリスクは単品であっても同様であると考える。

第三条 
・製造所固有記号の使用に関わるルールの改善

食の安全安心をゆるがす事件が間断なく報道される現状から消費者としては、製品がどこでどのように作られたか知りたいと思う。 消費者の選択の権利を保証するためにも知りたいと思ったときに知ることのできるシステムの構築をお願いしたい。 提案されている案では①製造所所在地等の情報提供を求められたときに回答する者の連絡先を表示の案に賛同する。

・アレルギー表示に係るルールの改善

アレルゲン表記について、今回も代替表記が引き続き存続との提案になっているが、事故につながるケースも考えられる。表示義務としている特定原材料の名称(卵・乳・小麦・落花生・えび・そば・かに)府令(7品目)だけでも発症数・重篤度などから鑑みて、原材料の表記で統一表記としていただきたい。

・栄養成分表示の義務化

①ナトリウムに「食塩相当量」での表示は、特に塩分摂取を制限されている日々の食事を管理するうえでは、ナトリウム表示より分かりやすくありがたい。 塩分相当量表示については100g中また一般的使用量(1食相当量)等で表示されているが、今回の食品表示基準改定でも、消費者にとって分かりやすく、日常生活で利用しやすい表示となるようお願いしたい。

②規定の方法に従い記載すれば、栄養成分の表示値が誤差の許容範囲に収まることが困難な場合でも、表示値として用いることができるとあるが、合理的な推定により得られた値というのが曖昧なので、もう少し明確な基準をクリアしなければ表示できないことにしていただきたい。

③栄養成分表示の義務化の対象事業者が、課税売上高1,000万円の事業者との提案が出されている。逆に言えば、それ以下の事業者の商品には、栄養成分表示の義務がなく、表示していない商品からはその情報が得られないこととなる。栄養・食塩等を管理した食生活を送らなければならない方にとっては、手に取ることが難しくなり、出来るだけ栄養成分の表示はしていただきたい。事業者にとって、ハードルが高い部分もあるが、できるだけ表示できるような体制・支援についても合わせて検討いただきたい。

・遺伝子組み換え食品の表示

現行のJAS法の「基準」及び食品衛生法「府令」に基づき、表示ルールを定め、平成13年4月から義務化されている遺伝子組み換え食品の表示義務については、消費者の知る権利、選択の権利として 強く引き続き表示の義務を要望する。

 


以上


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