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神奈川県内8の小学校で「お米の授業」を行いました

当組合では、米作りや農業の大切さを伝えるため、毎年県内の小学校を対象に「お米の授業」を実施しています。2020年度は横浜市を中心に県内8の小学校を対象に社会・総合の課題授業のなかで実施し、延べ580名の5年生が参加しました。

例年「お米の授業」では、米作りをとおして、実際に校内の田んぼやバケツ稲でお米を育てる体験を児童と取り組み、農作物を育てることの楽しさやむずかしさを実体験で伝えています。
また食の欧米化や生活スタイルの変化などを背景に、ひとりあたりの米の消費量が年々減少している現状や米産地の生態系、生産者の高齢化などを伝えるとともに、社会的にも問題となっている「食品ロス」に触れ、農作物を作る生産者やごはんを作ってくれる人についても考えるきっかけとなるように取り組んでいます。

しかしながら今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、神奈川県内の小学校は休校となり、当組合も上期の活動を中止したため、田植え前に行う「座学」や「田植え」の授業を行うことはできませんでした。

「お米の授業」再開

小学校の授業再開に合わせ、各学校が独自で「田植え」を行い、育った稲が収穫の時期を迎えたことから、「稲刈り」「脱穀・もみ摺り」の「お米の授業」も10月から再開しました。

「稲刈り」では、ハサミや鎌を使って収穫を行い、刈り取った稲をひもでまとめて乾燥を行います。 自らすすんで稲を刈る生徒もいれば、虫が付いた稲を触ることが苦手な生徒もいました。
刈り取った稲は、学校のベランダや階段の手すり、フェンスなどを利用して干して乾燥を行いました。

「脱穀・もみ摺り」では、牛乳パックや割りばしを利用して脱穀を行ったあと、すり鉢と軟式ボールを使って、もみ殻をはずしました。乾燥したお米は割れやすいので力を入れすぎないように注意しながら作業します。
例年は、もみ殻が外れたらやさしく息を吹きかけてもみ殻を飛ばし玄米のみを取り出しますが、新型コロナウイルス感染症対策として、今年は息を吹きかけずうちわであおいだり、手で一粒一粒取り出したりしました。

牛乳パック・割りばしを使って脱穀

昔ながらの千歯こぎがある学校も・・・

生産者とオンラインでつながる「お米の授業」

 

オンライン「お米の授業」の様子

授業を行った8校のうち1校では、小学校と宮城県JA新みやぎの生産者をオンラインでつないだ「お米の授業」も行いました。
生産者から米作りについての話や、お米を貯蔵する倉庫からのJA職員による米袋の保管状況や検査方法の説明、田んぼに住む生きものに関するクイズなどもあり、産地に行くことができなくても、直接聞いて見て楽しく学ぶ機会となりました。

今年度は1年をとおした「お米の授業」ができませんでしたが、来年度は通常通りに開催されることを願うばかりです。