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2018/06/08
イベントレポート

島村菜津氏を招いた「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座企画が開催されました

6月2日、KDX東新宿ビル(東京都新宿区)にて「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座 企画「できることから始めませんか? 選ぶで変わる地球の未来~食の世界から見るエシカル・SDGs~」が開催され、パルシステム組合員・役職員を含む約80名が参加しました。 主催:パルシステム連合会

パルシステムでは、1人ひとりの選択でよりよい社会や自然環境を次世代へ引き継ごうと、 「ほんもの実感!」くらしづくりアクション 運動をすすめています。
「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座企画として、今回の企画では、スローフード運動の先駆けであるノンフィクション作家の島村菜津さんよりスローフードな食のあり方についてお話をいただきました。

私たちの食卓は、世界とつながっている

イタリアで生まれた「スローフード」運動では、「1.質の良いものを作ってくれる生産者を守る」「2.子供たちを含めた消費者の味の教育」「3.在来種や伝統漁法など希少な農水産物や伝統の味を守る」という3つの柱が提示されています。秋田県男鹿半島のハタハタ漁(自発的禁漁により蘇らせた、研究者と生産者の取り組み)から始まった島村さんのお話では、“グァテマラ 高山の日陰栽培のコーヒー”“ギニアの伝統飲料 シンティン”など、訪れた世界各地での、食や環境を守る取り組みが紹介されました。

楽しいエピソードの数々が語られる一方、グローバル化や、経済中心主義の考えが生んでいる問題にもふれられました。

島村菜津氏

コーヒーを例にとると、90年代以降、新たな生産国の台頭や大企業の参入で生産量が増大し、価格が暴落。元々、栽培を行っていたニカラグアなどの小さなコーヒー農家は大きな影響を受け、家族が出稼ぎをせざるを得なかったり、子どもを学校に通わせられなくなったりと、貧困がすすみました。「コーヒーを飲んでほっと一息つくとき。その一杯は、産地の子どもが学校へ行かせられる、または行かせられなくなる、という影響力をもっているのです」と、語られました。

食卓は世界とつながっており、日々の生活のなかで、食を大切にし、エシカルな選択をしていくことで、生産地域の生活や環境を守ることにつながること。そして、SDGs(持続可能な開発目標)で目標となる、“誰一人取り残さない社会づくり”にもつながっていくこと。そんな、消費者一人ひとりの力の大きさを感じることができる内容でした。

パルシステム 環境キャンペーンを実施中!

パルシステムでは6月~7月にかけて、『できることから始めませんか? 「選ぶで変わる! 地球の未来」をスローガンに、環境キャンペーン』を実施しています。

パルシステム連合会 環境活動推進課 植村課長からは、キャンペーンの4つのテーマ「3Rでごみを減らそう」「生物多様性と資源回復に向けた取り組みに参加しよう」「石けん生活を広げよう」「再生可能エネルギーのでんきに切り替えよう」の内容と取り組みが、紹介されました。

商品『餃子にしよう』はトレーを使わないことで、年間約41.5tのリデュースに(2017年度集計)

たとえば、パルシステムでは、3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動のなかの「リデュース」の取り組みとして、商品包材のプラスチック削減をすすめています。商品1点あたりの削減量はわずかでも、多くの組合員の利用により、年間のごみの削減量は、大きなものに。輸送コストやそのためのエネルギーの削減にもつながります。また、消費者である組合員がリユース・リサイクルに積極的に参加することで、返却した商品包材が、新たな商品包材になって組合員の手元に返ってくる、という循環の輪が生まれています。 

環境キャンペーンで実施している、3つのアクション(「宣言して参加(エコ宣言)」「戻して参加(リユースびん、富士の天然水ボトル)「使って参加(グリーンスタンプラリー)」」への参加が呼びかけられました。

【関連リンク】
ほんもの実感!連続講座を開催 食卓が未来を変える 「食べる」を真ん中につながろう

~環境キャンペーン関連ページ~
「みんなのエコ宣言」(パルシステム連合会HP リンク) パルシステム神奈川ゆめコープ「環境キャンペーン2018」

【関連ページ】

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