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2018/03/28
イベントレポート

「あきたこまちの生産者交流会」を開催しました

3月13日、当組合新横浜本部にて、花咲農園(秋田県大潟村)より生産者を迎え「あきたこまちの生産者交流会」を開催し、生産者・組合員ふくめ計20名が参加しました。

パルシステムでは、“私たちの「選ぶ」が社会を変える”を掲げる「ほんもの実感くらしづくりアクション」に取り組んでいます。今回は、アクションのひとつである、“「ほんもの」をつくる生産者・メーカーと会おう、話そう!”の機会として産直米の生産者との交流会を開催しました。

10年後には、国産の米や野菜は食べられなくなる!?

あきたこまちの産直産地のひとつ、秋田県大潟村に位置する『花咲農園』の生産者、戸澤さんからお話をうかがいました。

冒頭、「日本の農家の平均年齢は何歳だと思いますか?」との問いかけがあり、現在は平均年齢が70代で、あと10年もすれば80代となり体力的にも農業ができなくなる、つまり国産の米や野菜は食べられなくなるというショッキングな話で始まりました。

花咲農園 生産者の戸澤さん

高齢化と後継者不足という農業の厳しい現実をつきつけられる一方で、元気な産地もあると花咲農園の事例が紹介されました。約30軒の農家が集まり後継者も数多く、いちばん若い生産者は24歳だそうです。戸澤さんによると、相談できる仲間がいることが強みだと話し、地域のコミュニティの重要性も語られました。また農業が食料生産だけでなく景観維持など多面的な価値をもつことにふれ、北欧などの農業を大事にする制度の必要性も投げかけられました。

まずは自分が実践! 地道に広げた有機農業の仲間

有機農業をする仲間づくりにおいては、まず自ら実践し成功例を地道にみせることで、少しずつ理解者を増やしていったエピソードが語られました。『花咲農園』という名前は、「うそをつかずに一生懸命やっていれば、いつか花咲じいさんのようになれるんじゃないか」という思いで名前をつけたそうです。‟産直“=”顔の見える関係“といわれるが「みなさんの顔をみたら悪いものは食べさせられない」という思いで農業していることなど、初心の思いも話していただきました。

炊き立てごはんでおにぎらずづくり

地元にあるものを地元のみんなで食べよう!

当日は、保育を利用しての参加者も多く、戸澤さんからは「お子さんには、産地交流に参加していろんな体験をさせてあげてください。パルシステムのなかでも神奈川県内は産地交流がさかんですよ」とのメッセージ。また、「生産者が見えて、畑が見えるところのものを食べるのがいちばん。誰がどんな思いで、どうやって作っているのか知っていることが食を選ぶときの力になる。地元の産地を大事にしてほしい」と呼びかけられました。

おいしいごはんの炊き方は? 保存方法は? 尽きないテーブルトーク

お話の後には、花咲農園産のあきたこまちと神奈川県産ののりを使って、おにぎらずづくりで交流しました。当組合ではじまった県内産地や交流産地の商品を取り扱う「いいね!かながわ」チラシの紹介や花咲農園の米をはじめとする産直米の予約登録米の紹介なども行いました。
お米の話だけにとどまらず、どんな食を選ぶとよいかいっしょに考える時間となりました。

戸澤さんを囲んで記念撮影

【参加者からの声】

  • 食費をおさえることに気をとられていたが、考えなおしたいと思えました。
  • 「産直」の定義がわかり、より産直商品を使いたくなりました。
  • 戸澤さんのお話しを聞いて、生産者の顔が見えるパルシステムの組合員で良かったと実感しました。10年後もパルシステムのお米を食べたいと思います。
  • 産地の様子をちゃんと知って、お米も選んで消費します。

   

【関連リンク】
『いいね!かながわ』チラシ(3/26~週注文受付)