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2017/12/06
イベントレポート

心あたたまる冬のいわて花巻『しめ縄&郷土料理&宮沢賢治』 JAいわて花巻冬の交流を開催

12月2日~3日の2日間、岩手県花巻市東和町にて冬の交流を開催し、15家族31名、スタッフを含め34名が参加しました。

春の田植え、初夏の草取り、秋の稲刈りと続く「田んぼの交流」は、今年4回目の冬のしめ縄交流となりました。新幹線で新花巻駅のついたときの気温は0℃でした。とても寒かったのですが、「岩手県のお米の産地に来たぞ!」という心躍る感じで、寒さもどこか気持ちよく感じました。

お米産地いわて花巻の冬を堪能

初日は、お米が貯蔵している「カントリーエレベーター」の見学からスタートです。収穫したお米はカントリーエレベーターに運ばれ管理されます。JAいわて花巻東和町支店の職員より、収穫されたお米の計量から保管され、出荷していくまでの流れを説明してもらいました。なかなか見られない貯蔵施設の見学と、私たちの手元に届くまでのさまざまな工程を知り、参加者はさらにお米と産地への愛着を抱いたようです。

その後、旧小原家住宅(南部曲り屋)の見学をしました。昔は農業に欠かせない存在だった馬や牛を、家族同様に大事にしていっしょにくらしていたことや、寒さをしのぐのは囲炉裏だけという冬の生活の大変さなど、元住民の方から案内をしていただきました。昔は米を刈り取ったあとの稲は、俵を編んだり(米俵をつくる)、やわらかい部分は布団に入れて使用し、その後は堆肥として使っていたそうです。

山積みにされたお米の貯蔵施設の見学の様子

昔のくらしを知ることができる旧小原家住宅(南部曲り屋)

続いて“縄ない”に挑戦。ふたりのしめ縄名人の生産者から手ほどきを受けながら参加者全員がしめ縄作りに取り組み、各自オリジナルのしめ縄を完成させました。生産者がていねいに教えてくれたので、小学生の子どもでも時間がたてばひとりで作れるぐらいまで上手になりました。途中、小山田美女会(女性生産者)の方々から「小昼(こびる)」と呼ばれるおやつに甘酒とがんづきをいただき、身も心も温まりました。

夜の交流会は、小山田美女会(女性生産者)の方々による地元の旬の食材を使った手料理を囲んで会話を楽しみました。産地の郷土料理はどれもおいしく参加者は大喜びでした。このツアーでは季節の食材を使った「天ぷら」は定番メニューとして人気を集めています。冬の季節の天ぷらは、「干し柿の天ぷら」でした。渋柿を干し柿にして種を取り揚げられた天ぷらは甘さが増して絶品! これぞ郷土郷里という感じで、とくに女性の方に大人気でした。釜で炊いた白米とさつまいもの炊き込みごはんはお料理との相性抜群です。おいしい料理と楽しいお話で笑顔が絶えることのない交流会となりました。

おいしい料理と楽しい会話で盛り上がった夜の交流会

2日目は、まずは今年田んぼの交流を行った交流田を見学しました。さすがに冬の交流田は静かな感じでしたが、交流田に立ち、春に田植え、初夏の草取り、秋の稲刈りを想像してもらいました。緑輝く木々に囲まれた田植え作業。青々と育った田んぼの中でカエルやオタマジャクシを目で追いながらの草とり。立派に成長した黄金色に輝く稲穂の収穫体験…思い思いの四季を感じたことでしょう。

宮沢賢治のふるさとを訪れる冬のツアーは、老若男女から愛される人気ツアーのひとつです。「宮沢賢治のふるさとを歩く」と題して、宮沢賢治記念館や宮沢賢治童話村を見学しました。物語のなかに登場するセリフや有名なシーンを思い出させるようなオブジェなどがあり、賢治ファンには大好評の内容でした。地元のボランティアガイドさんのわかりやすい説明で、宮沢賢治の農業に対する取り組みや想いを知り、誰もが「宮沢賢治」を知ることができました。お昼は宮沢賢治ゆかりのお蕎麦屋さんで、お店の方から宮沢賢治にまつわる数々のエピソードを紹介していただき、賢治の好物だった「天ぷらそばとサイダー」をいただきました。

冬の交流田はゆっくりと休んでいるようでした

物語に吸い込まれていくような宮沢賢治記念館と童話村の見学

みんなで記念写真 良い年が迎えられそうですね

参加者からは冬の交流を通じて「もっとお米が好きになりました」「次は田植えから参加してみたい」との感想があり、産地との距離がぎゅっと縮まる2日間となりました。JAいわて花巻の生産者、地域のみなさまのご協力により、心あたたまる 冬のいわて花巻を感じる交流となりました。

 

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