理事長あいさつ

生命(いのち)を愛(いつく)しみ、自立と協同の力で、
心豊かな地域社会を創り出します。

今年度は当組合設立15周年(創立40周年)となります。組合を立ち上げ、支えていただいたみなさんに感謝をし、29万人を超える組合員と節目の年を迎えられる喜びをかみしめています。
組織率はまだ高くはないですが、第6次中期計画での年度目標は達成し、地域コミュニティ政策に基づいた計画をすすめるなかで徐々に地域のなかの存在感も増してきていると思います。

大もとの2020年ビジョンを作ったのは、東日本大震災前でした。日本中が傷を負い、震災前に作ったビジョンは見直したほうがよいのではないかと問われたこともありました。しかし、生活協同組合がめざす心豊かなくらしは震災や社会情勢に左右されるものではありません。これまで、組合員の身近な地域での活動の参加機会を増やすことに取り組んだり、行政とは地域見守り協定の締結をしてきました。地域見守り活動に対しては県や市から感謝状もいただいています。

パルシステムグループ全体の運動としては“選ぶで変わる”「『ほんもの実感!』くらしづくりアクション」に引き続き取り組みます。商品のよさを再確認し、持続可能で環境に配慮された商品を利用することで生産を支える運動に職員や組合員のみなさんと取り組んでいきます。

このところ商品や環境活動だけでなく、くらしの土台となっている平和をつくる活動に取り組んできた私たちには容認できない政策や計画が政府から示されています。これからもみなさんと学習や議論をしながら行動していきます。生活協同組合は、一人ひとりの願いを集めて世の中やくらしをよくしていく組織です。今年度は正念場です。私たちの日々の行動で変化を起こせると信じ取り組んでいきたいと思います。

2015年6月 理事長 吉中由紀