パルシステム神奈川の代表理事である理事長のあいさつをご案内しています。

生命(いのち)を愛(いつく)しみ、自立と協同の力で、
心豊かな地域社会を創り出します。

理事長 藤田 順子

能登半島地震をはじめ年始に相次いだ災害の被害にあわれたみなさまへ、心からお見舞い申し上げます。
またパルシステムを利用されるみなさまにおかれましては昨年末、物流トラブルの影響から一部商品の配達遅延がございました。ご迷惑をおかけし心からおわび申し上げます。

ロシア・ウクライナ情勢が収束しないなか、新たにイスラエル・パレスチナ間にも目を覆いたくなる惨事が起こり、国際社会が混沌としています。一人ひとりの命の重さが軽んじられていることに胸が痛み、一日も早い平穏な日常を願うばかりです。

2023年は記録的な猛暑が続き、生産現場や私たちのくらしにさまざまな影響を与えました。そのようななかでパルシステムの産直産地を訪問する機会がありましたが、産地で交流できることに喜びを感じるとともに、生産者側には消費者に伝えたい・問いたいことがたくさんあるのだろうと感じました。訪問したある産地から「生産のことを考えて消費を…」という言葉をうかがい、生産者と消費者がともにお互いのくらしや背景を思い、理解し合う「産直」の意義をあらためて感じたところです。

2024年、組合員や地域にどのような豊かさを届けられるのか、自分たち自身にも期待をしながら、希望に満ちた年となるよう役職員一丸となって取り組んでまいります。
本年もみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2024年1月  理事長  藤田 順子